洗濯物を高温で洗うのは危険!洗濯機が故障の原因に

熱い温度で洗うと汗の臭いが消えるから、ダニが死滅するからなどと、洗濯物を高温で洗っていませんか?
実はあることを知らないで、高温で洗濯物を洗ってしまうと大変なことになるのです!
給湯器や蛇口から出る高温で洗濯機が壊れる可能性があるので要注意。
熱いお湯により、本体が故障してしまったり、パッキンの傷みで水漏れ、乾燥機能の不良などを引き起こす可能性があるようです。
洗濯機が故障の原因となる温度
では、故障の原因となる高温とは一体どのくらいの温度なのでしょうか?
本体や家庭の設備環境によって異なるようですが、基本的に40℃から50℃以上。
洗濯機の説明書、注意事項に表記があると思うので、使用前には必ず確認するようにしましょう。
汗臭さやダニを防ぐには?
洗濯機で高温のものは洗えないのですが、実は臭いやダニを防ぐ方法はあります。洗濯物を洗濯機に入れる前に高温のお湯でつけ置きしておくといいでしょう。外でのつけ置きですので、洗濯機が故障する心配はありません。熱いお湯と洗剤を洗濯物と一緒にバケツに入れて、15~30分ほど浸けておくだけで対策ができます。その後、洗濯機でいつも通り洗いましょう。
その他の対策としては、高温対応洗濯機があります。現在は洗濯機もどんどん進化していますが、高温対応のものは海外でしかないようです。日本では熱湯で洗濯物を洗える機種は発売されていないものの、温水対応の機種はいくつか発売されているようです。
温水対応の洗濯機
温水対応といっても注意しなくてはいけないことがあります。それは、給湯器から直接高温のお湯を出すことです。これをやってしまうと洗濯機のパイプや管が傷んでしまい、水漏れの原因に。
これから紹介する機種は洗濯機内部でお湯を温めたり、温水のミストを出しながら洗濯できる優れものです。温かいお湯で洗うことによって汗臭さや匂いの対策ができます。
・パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 Cuble(キューブル) 10kg 左開き 液体洗剤・柔軟剤 自動投入 ナノイーX プレミアムステンレス NA-VG2500L-X
最大60度まで洗濯機が洗剤液を温めて黄ばみ、汗、ニオイや頑固な汚れまでしっかり除菌します。温度、約40度のにおいスッキリコースで洗濯すると部屋干しでも臭いません。低音風パワフル乾燥で衣類のシワを抑えながらしっかり乾燥させます。洗濯後には自動で洗濯槽をお手入れをし、黒カビを抑え、除菌。
あらかじめ、自動投入タンクに液体合成洗剤と柔軟剤を入れておけば、洗濯のたび計量しなくても自動で最適な分量を使用してくれます。スイッチを押すだけですぐに洗濯がスタートできるので、洗剤などを入れる手間が省けますね。
Wi-Fiに接続しておけばスマートフォンを利用して外出先からの洗濯もできます。
・日立 ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム 洗濯12kg/洗濯~乾燥6kg 右開き [洗剤・柔軟剤 自動再注文]機能搭載 BD-NX120ER
高濃度洗剤液を高速の温風で温めてくれる機能が付いています。ミスト状にして吹き付けながら、衣類を約40〜50℃にスピーディーに温め、黄ばみを落とし、ニオイも抑制してくれます。
AI機能が付いており、洋服の汚れの量や水の量なども自動で判断してくれます。
こちらもスマホと連携が可能です。アプリを利用すれば、外出時にも簡単に操作ができます。
・日立 HITACHI 縦型洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-DKX120F-N [洗濯12.0kg /乾燥6.0kg /ヒーター乾燥(水冷・除湿タイプ) /上開き]
唯一の縦置き洗濯機。
衣類に約30℃から40℃の温水ミストを出しながら洗濯し、黄ばみ・ニオイの原因菌の除去。ナイアガラシャワー機能で洗剤を含んだ水を洗濯物に掛けながら洗い、袖や襟の泥汚れも落とします。押して、たたいて、もみ洗う、3つの洗浄方法で細かな部分まで洗浄。様々な機能が付いているので、縦置きが好きな方はこちらの機種おすすめです。
AI機能や洗剤と柔軟剤の自動投入機能なども付いています。
オススメの洗剤
ハイジアの洗剤は生乾きの時に嫌なニオイがしないのが、特徴。洗濯槽をカビから守り、抗菌、防臭で洗うたびに衣類が菌に強くなります!
温水対応の洗濯機とともに使用するとさらに効果的です。
まとめ
まだまだ長く使える洗濯機が壊れたり、水漏れをしたら大変です。「高温で洗えば汗臭さが消えるし、ダニを撃退できるから。」なんて安易な考えでの洗濯は要注意!
熱いお湯で洗うことは故障の原因となります。そのようなことを避けるためにも高温洗いは絶対にやめましょう。もし、高温でニオイ防止や抗菌対策が必要なら洗濯機に入れる前に熱いお湯で洗濯物を手洗いするか、温水対応の洗濯機を検討してください。