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座り過ぎが早死にの原因に | デスクワークと病気の関係性

長時間座り続けることは背中や肩などに悪いということは前から知られていましたが、2010年の研究で恐ろしいことが分かりました。この国際的な大きな研究では、座ること自体が早死にに繋がるということが研究結果から明らかになっているのです。

座ることが健康被害につながる

長時間座ることは短命になるとも言われるほどです。その危険性として骨や関節、筋肉などの運動器官、血流や消化といった部分へ非常に悪影響をもたらします。血栓の問題にもつながることがあります。狭心症や心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高まります。

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さらに、座り続けてしまうと全身を支える脚の筋肉は活動していないことになるので、体重の増加にもつながり、糖尿病のリスクも上昇します。

単純に言うと、人間はそもそも座るためにできていないです。人間の体は元々狩りなどをするためにできていました。大昔は椅子のようなリラックスできるものは存在しなかったのです。

私たちは動くためにできています。

「座りすぎ大国」の日本

あなたは1日にどのくらい座っていますか?

通勤時間、仕事や学校、食事をしている時、テレビを観ている時など、どのような体勢でいるか思い出してみてください。

そうです。座っているのです。

日本では座っているというのは当たり前のことになっています。


実は、日本では「座りすぎ大国」と言われるほど座りすぎている人が大多数です。


日本人が座っているのは、1日平均7~8時間。
世界最長とも言われています。


原因は長時間労働だそうで、その疲労から必然的に家で座ることも多くなります。


「それでも日本の平均寿命は長いから大丈夫。」なんて思っている人もいるかもしれないのですが、座りすぎは現代社会の問題だということを忘れてはいけません。今のおじいさん、おばあさんが平均寿命を延ばしてくれた人はさほど座らなかったという結果が出ているのです。

たくさん座る人は今の若い人たちです。

運動しても意味がない!

「労働時間には座っているけど、帰って休みの日は座らないできちんと運動しているから大丈夫!」と思っている人もいるでしょう。


これは大間違い。


仕事でずっと座っている人は暇な時間にいくら運動をしたとしても、座ることで起きるリスクには、なんら変わりはありません。要するに、運動をしたとしても日々の長く座っていることのリスクを減らすことはできないのです。

座っている時間を減らさなければ健康被害は上昇していく一方だと言えます。

健康被害のリスクへの対処法

座っている時間を減らすしかありません。

デスクワークや事務でのパソコンを使う仕事で座らなければならないのはしょうがないことです。実際には、できるだけ頻繁に立ち上がったり、少しでも歩いたりした方がいいのです。一時間に一度でも立ち上がれば、健康被害へのリスクが下がるという結果が出ています。

海外では、立って仕事をするための高さ調節ができるスタンディングデスクが広まっています。

会社の経営に関係する人であれば、事務所での方針や構成で、立って仕事のできる机の導入を考えることを強くおすすめします。座り続けることの問題は個人の問題だけではなく、会社全体にも影響し、病気休暇や体調不良から早退などにもつながります。仕事の効率も下がるという研究結果が出ているのです。

座らなければいけない場面があるのは当然ですが、単純にスタンディングデスクを導入することから始めるだけで大きな変化につながります。

ただし、気をつけていただきたいことは長時間立ちっぱなしも体に良くないということです。できるだけ同じ体勢ではなく、時には足を動かしたり、体を動かしたりということが身体にとって一番最適です。

さいごに

早死にという言葉を聞くと怖いですが、「長時間座る」というのは寿命にも関わってくることが研究結果から証明されているのです。今からでも座らないで積極的に立ち上がることで健康被害のリスクを下げることができるので、諦めないでください。頻繁に立ち上がったり、散歩などをして、通勤での電車では座らないなど自分の中でルールを決めておくことがポイントです。

海外では2010年に座っていることが原因でパニック障害になってしまった人も多く、今でも大学の授業で立ちっぱなしでノートを取っている人がいます。先生の中でも「時々立ち上がった方がいいですよ。」という言葉も耳にしました。変だと思う人もいるかもしれませんが、この問題は本当に深刻なことなのです。

ちなみにですが、大学の先生にもこう言われました。「座りたい人は座っていてもいいですが、座るのは体に悪いことだと知っているので、私は立って教えます。」その言葉の影響からか、クラスで立っている人もたまにですが、見かけるようになりました。

長時間座ることは危険だということが分かったと思います。普段から座り過ぎないという習慣をつけることをおすすめします。

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