[注意喚起]PM2.5の危険性 | 飛散時期と対処法
ニュースでもよく耳にするPM2.5という言葉。もちろんいい言葉ではありません。
実際にその言葉を聞いても黄砂?などと勘違いしている人も多いようです。では、PM2.5とは一体何なのでしょうか?私たちの体にどのような影響があり、飛散時期はいつ頃なのでしょうか?
これを知ってしまうととても恐ろしくなるかもしれませんが、絶対に知っておくべき事実なのです。
PM2.5とは?
PM2.5とは微小粒子状物質という。とにかく小さな微粒子。大気中に2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の小さな粒子が浮遊しています。(μm = ミクロン)
PM2.5は髪の毛の約1/30の太さと言われており、人間の鼻や口などから入り、様々な疾患、呼吸器や循環器系に悪影響をもたらす可能性のある微粒子。
PM2.5はどこから来るの?
・PM2.5の原因として、大まかに分けて2種類。
1.粒子状物質には、物の燃焼などによって発生して飛散。
2.硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)といったガス状大気汚染物質が、環境大気中で化学反応が起こり粒子化して飛散。
・主な発生源
ボイラー、焼却炉、コークス炉、鉱物の堆積場等のばい煙や粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機等、人為起源のもの、土壌、海洋、火山等の自然からも発生。
現在では、PM2.5などが発生する施設への規制や法律により、SPM(浮遊粒子状物質)とPM2.5の年間の平均的な濃度は減少傾向にありますが、発生源は日本の施設からだけでなく、偏西風などにより他の国から日本へPM2.5が入り込んでくるのです。
発生の多い時期
一番飛散の多い時期は偏西風の吹く1月〜4月がピーク。
中国のように濃度が30倍を超えるような数値は日本では今の所ないらしいです。しかしながら、実際には微量ながらも一年中飛散しています。
PM2.5を吸い込むと危険!
毎日浮遊しているPM2.5は身体に入り込むと様々な悪影響をもたらす可能性も。
微粒子とはその名の通り、ものすごく小さい粒。そんな粒は私たちの口や鼻から簡単に侵入できてしまいます。その吸い込んだPM2.5は肺の奥深くまで入り、呼吸器系や循環器系への影響が不安視されているのです。最悪の場合、死に至る可能性もあると報告されています。
病気や疾患のリスク
現在は研究中のようですが、微粒子や大気汚染によって数多くの病気や疾患が報告されているようです。微粒子は呼吸、咳、鼻水などによって一部は排出されるのですが、他は呼吸器の中に沈着してしまいます。
人体への影響として死亡率の増加、慢性気管支炎、肺機能の低下、発がん性、肺気腫、喘息、アレルギー性鼻炎のリスクが。
動物への実験結果では不整脈など、心機能の変化も。
毎日の飛散量はどうやって分かる?
PM2.5の日々の飛散量はPM2.5まとめという予報ウェブサイトにて公開されています。こちらでは韓国や中国などのPM2.5の値も確認できます。
また、PM2.5の速報値に注意喚起レベル85超があった場合にツイートされる公式Twitterもあるようです。
※17/07/17 5時 PM2.5 注意喚起レベル85超 単位:(μg/m3)
近畿(1件):和歌山県湊小学134https://t.co/fie1JajnOG #PM25 pic.twitter.com/ksZpjuSuDJ— PM2.5情報まとめ (@pm25_jp) 2017年7月16日
このように簡単に確認ができるので、とても役立ちます。
PM2.5への対策と予防方法
一年中通して飛んでいるPM2.5はとても厄介で健康への悪影響も不安。それを知っていて対策をしないのはもっと危険です。
いくつか対策や予防ができるので、やっておくべきでしょう。
1.空気清浄機の設置。
空気清浄機を設置することにより、部屋で発生するチリやホコリだけでなくPM2.5も対策できます。現在の機種はPM2.5対応の商品が増えており、空気清浄機がしっかり吸い込んでくれ重宝します。
私たちの身体、赤ちゃん、お子様やお年寄りのためにも置いておくべきなのです。
・シャープ(SHARP) 蚊取空気清浄機 プラズマクラスター搭載 ~14畳
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世界初の蚊を捕まえてくれる空気清浄機。
夏場は蚊が家中を飛び交って嫌な思いをしますよね。
夜中に飛んでいたら眠れないでストレス。そんな蚊をキャッチしてくれます。
もちろんPM2.5対応で汚染物質も対策できます。
・ダイキン(DAIKIN) 除加湿ストリーマ空気清浄機 クリアフォースZ
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除湿、加湿、集塵、脱臭機能のついたPM2.5対応、除加湿空気清浄機。
湿気や梅雨時期、結露、部屋干しなどの水分を取ってくれて、カビ対策ができる除湿機能。3方向のパワフル吸塵でガスから発生した有害物質を含んだ粉塵を吸い込んで分解し、ガス成分を約60%低減。
様々な機能を備えた優れた除湿と加湿機能付き空気清浄機です。
・ダイソン 空気清浄・送風機能付ファンヒーター dyson Pure Hot+Cool link
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ダイソンオンラインストアで購入(ブルー / ホワイト)
夏は扇風機、冬はヒーターとして使え、インテリアとしてもおしゃれな暖房、扇風機機能付き空気清浄機。
PM2.5だけでなく、PM0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%除去。さらに有害ガスも除去してくれます。iPhoneやAndroid対応でWi-Fiに接続し、アプリで連携することで、様々なリモート操作が可能です。
2.マスクでの対策
・ユニチャーム ソフトーク 超立体マスク 100枚入
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私自身、毎日愛用している日本製のマスク。
日本製ということで、安心感もあります。
100枚入りで低価格の上、品質もGOOD。
柔らかい素材なので、耳が痛くならないのもとてもいいと思います。箱の中でマスクが一枚一枚内側がしっかり閉じられているので、チリ、ホコリや汚れが入り込む心配がありません。
まとめ
人間に悪影響を及ぼすPM2.5は目に見えませんし、まだまだ危険だという認知が低いと思います。
体外に排出しにくいものが、身体に蓄積されてしまうのはすごく危険なことなのです。私たちだけでなく、赤ちゃんやお子様、お年寄りへの影響も不安です。医学的にも注意が促されている以上、今できる対策や予防などをするべきです。
日頃からマスクを着用し、空気清浄機を設置するなどしてできるだけ対策することをおすすめします。