海外旅行で役立つ英会話。レストランでの便利な表現やフレーズ
海外旅行に行った時に一番悩むのは言語です。
特に現地に着いたら、必ず行くのはレストラン。
いざ入ってみたら注文方法がわからない。困ってしまってレストランに入るのをやめた。
というような経験はないでしょうか?そのような不安がなくなるように前もって練習していきましょう。
この記事ではレストランでよく使う英会話フレーズの便利な表現や言葉を紹介していきます。
レストランに入る時
レストランに入る時は、店によって様々なパターンがあります。自由に席を探して座ってもいいという店もありますが、店員を待たなければならない店も多いです。
どこかに「Please wait to be seated.」と書いてあれば店員が来るはずですが、何も書いていない場合も多いです。わからない時はとりあえず待つことにしましょう!
店の人が挨拶に来たら、日本のように「何人ですか?」と聞かれます。
色々な言い方はありますが、アメリカではこちらが一番一般的です。
「Party of how many?」(何人ですか?)
パーティーという言葉が入っているので勘違いしやすいですが、人数を聞いているだけです。
確認するように、
「Party of 3?」(3人ですか?)
というように聞かれることもあります。日本の店と同じ感じですね!
この時に、数が合っていて問題がなければ、
「Yes, there’s 3 of us.」(はい、3人です。)
「Yes, that’s right.」(はい、そうです。)
というような答え方だけでオッケーです。
間違っていたら、
「No, there’s actually 4 of us.」(いいえ、4人です。)
というような答え方で大丈夫です。
人数を問われない場合もあります。
こんな時は下のように言ってください。
「Hi, I would like to have a table for 2.」 (2人にテーブルをください)
「Hi. A table for 2, please.」(二人にテーブルをください)
予約があった場合は、
「I have a reservation in the name of *名前*」(*名前*で予約があります)
といえば大丈夫です。
注意!
アメリカでは、日本のようにお客様は神様です。
しかし、嫌な客だと思われないように挨拶することがとても大切です。
簡単に「Hi」か「Hello」などと言えば十分なのであまり心配する必要はないですが、挨拶を忘れないように心がけてください。
注文する時
テーブルに着いたらメニューをもらうはずですが、メニューが出てこなかったら店員さんに頼んでください。
「Could I see the menu, please?」(メニューを見てもいいですか?)
食べ物の頼み方には、色々なパターンがあります。
何個か言い方を紹介していきます。
「I would like to have ~, please.」
「Can I get ~, please?」
「May I have ~, please?」
上の三つはどれもとても丁寧な言い方でオススメです。最後の「please」を忘れないように!
*「~」の代わりに欲しいもののメニューの名前を入れてください。
下の二つはそこまで丁寧ではないですが、もう少しカジュアルに話したい場面にぴったりです。
「I will have 〜」
「I’ll take 〜」
特別なリクエストやアレルギーなどがあった場合は、必ず注文時に店員さんに伝えてください。
日本だと、メニューに入っているものを自分好みにカスタマイズすることはあまりしませんが、海外ではアレルギーや個人の食生活に合わせてくれる店が多いです。
「I’m allergic to 〜」(〜 のアレルギーがあります)
「I don’t eat 〜. Could it possibly be substituted by something else?」(〜 を食べません。何かで代用することができますか?)
要望に応えられないお店もありますので、理解の上で注文してみてください。
ウェイターはきっと丁寧に対応してくれるはずです。
注意!
店員さんが注文を受け取って、注文するシチュエーションが終わったら、最後に「Thank you」と言うのが大切です。
決められない時のフレーズ
メニューには色々ありすぎて、なかなか決められない時があります。
外国語で書いてある海外のディッシュ(食べ物)の名前もよく分からないことがありますね。
こんな時は、店員さんにオススメを聞いてみるのもいいでしょう。
「Do you have any recommendations?」(何かオススメがありますか?)
「What do you recommend?」(何をオススメしますか?)
単純に、
「I don’t know. What’s popular?」(わからないな。何が人気ですか?)
と言っても大丈夫です。ただし、声のトーンに注意してください!
笑顔で悩んでる感じを出せばOKです。
店によって特別なメニューや日替わりメニューもあります。
決められない時や、少しいつもと違うものに挑戦したい時はスペシャルについて聞くのもアリです。
「Do you have any specials?」(何かスペシャルがありますか?)
欲しいものはメニューにあるかわからない時は次の形で聞けばわかります。
「Do you have 〜?」(〜はありますか?)
ノーと言われたら次の文章で違うものを頼んだらいいです。
「Oh, okay. Then could I have ~, please?」(そうですか。じゃあ、〜をください。)
追加注文をしたい時
一回注文し終わってから、何かを注文し忘れたことに気づくことがありますね。
足りなくて、もう少し食べたい時も!
しかし、一回注文し終わったら、店員さんはもう自分からテーブルに寄ってこない時がありますね。
ですから、まずは店員さんの呼び方から習わないといけないです。
これはとても重要!
アメリカに旅行に行った外国の方はよく「Hey」のような言葉や、手の仕草だけで店員を呼ぶことがあります。
しかし、このような呼び方は少し感じ悪いです。
実は、失礼にあたる場合もあります。
日本語の「すみません」の代わりに使える、礼儀正しい言葉は「Excuse me」です。
さらに丁寧に言いたければ、
「Excuse me please.」という言い方がオススメです。
上の言葉を言って、店員さんを呼んでから追加注文をしましょう。
「Could I also have this?」(これももらってもいいですか。)
「Could I have some more coffee?」(コーヒーをもう一杯もらえますか。)
このように、欲しいものを注文してください。
注文の時の追加質問
注文するものによって店員さんに色々と質問されることがありますね。
日本だと、ご飯の量だったり、「うどんかそばか」などのようなこと聞かれますね。
アメリカでもこのように、色々と追加質問が来ることがあります。
店によって質問が異なるので、英語力を鍛えるのに越したことがないですが、練習しておける表現もあります。
例えば、肉を注文する時には、肉の焼き加減を聞かれる場合がよくあります。
店員:「How would you like your steak cooked?」(肉の焼け加減はどう致しましょうか?)
答えはお好みによって異なります。
Rare (レア) = 完全に生の状態
Medium-rare (ミディアムレア) = 肉の表面は焼かれるが、中心部は生に近い状態
Medium (ミディアム) = ステーキの真ん中だけは少し赤みがあって、切ると肉汁が出る状態
Well-done (ウェルダン) = 肉汁が出ない、完全に焼いている状態
答え方は以下の通りです。
「I would like it rare, please.」(レアでお願いします)
他には、サラダを注文する時にドレッシングについて聞かれたり、メインのサイドを選べられる時に選択肢がある時など、質問される場面は色々とあります。
このような場合は英語力が足りない時があるかもしれませんが、わからない時は焦らないで、「Excuse me, I couldn’t catch what you said.」や「Could you say that again?」などと「もう一度言ってください。」と落ち着いて伝えましょう。
味について聞かれることもたまにあります。
満足だったら簡単ですが、
注文に問題があったら
どんなにいい店でも、時々間違いはあります。
違うものが出てきてしまったり、冷めた料理が出ることなど、色々ありますね。
このような時は、上のように店の人を呼んで、丁寧に問題を述べましょう。
「The food is cold.」(料理は冷めています。)
「This is not what I ordered.」(注文したものと違います)
明らかな問題がなくても、味は食べられないほど味覚に合わない場合なんてありますね。
注文した客の責任なのでどうしようもできない場合もありますが、店によって簡単に解決できるかもしれません。店の人を呼んで、できるだけ丁寧に伝えましょう。
「This doesn’t taste right.」(味はちょっとおかしいかな)
「I think this is a bit undercooked.」(ちょっと生かと思います)
「This is a bit too salty for me.」(私にはちょっと塩っぱすぎます)
他には、注文が届かないという問題もありますね。
こんな時は、店員さんを呼んで聞きましょう。
「We have been waiting a long time.」(結構待っていますが)
もちろん問題がないことを願いたいですね。
会計の時
店によって会計の仕方は変わりますが、テーブルで注文しているのであれば、会計の領収書もテーブルでもらいます。
「Could I have the bill/check, please?」(お勘定お願いします)
*「bill」と「check」はどっちでも通じますが、「check」はこの文ではアメリカでしか使われません。
アメリカ以外の海外だと、「bill」を使ってください。
時々、上のように聞く前に店員さんが来て、追加注文したいかどうか聞きます。
このような場合は、とても自然に会計ができます。
「No thank you, just the bill, please.」(もう大丈夫です。お勘定だけお願いします。)
この後、店員さんはお勘定を持ってきます。
高いお店だと、お金を入れる黒いバインダーのような物が来るはずです。もう少しカジュアルな店であれば、店員にカードか現金を渡して、お釣りとレシートを持ってきます。
注意!1
カードで払えない店はもうあまりないですが、時々見かけます。
必ず現金も用意しておいてください。
カードで払えると書いてあっても、カード機の電波の調子が悪かったり、故障の時もあります。現金もあった方がストレスになりません。
注意!2
支払い自体は簡単ですが、サービス料は総額に入っていないケースがほとんどです。
チップを払うのを忘れないでください!
アメリカでは、とても低い給料でレストランでの仕事でバイトや正社員をやっている人が多く、チップは給料の大切な部分になっています。
チップを払わないのはとても失礼な行為なので忘れないようにご注意を!
最後に
旅行に行くと、英語は不安になりますね。
この記事を読んでも、覚えておかないといけないことが多くて、絶望してしまう方がいるかもしれません。しかし、あまり心配する必要はありません。
どこの国に行っても、レストランのスタッフはとても親切で、お客が英語ができなかったら一生懸命理解しようとしてくれます。
ですが、準備をしていかないと戸惑ってしまうことがあると思うので、少しでも役に立つ英会話フレーズや表現、言い回しを覚えていきましょう!分からなかったら、ゆっくり話してもらいましょう。ジェスチャーなども加えてくれるので、きっと理解しやすいようになると思いますよ。
では、素敵な旅行を楽しんできてくださいね!