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洪水で猫を助けようとした男性に悲劇。足の中の金属が原因で死亡

ハービー嵐

アメリカを襲ったハリケーン「ハービー」が過ぎ去った後の洪水で、25歳のアメリカ人男性が死亡しました。アンドルー・パセック(Andrew Pasek)さんは氾濫したアメリカ合衆国、テキサス州南東部にあるヒューストン(Houston)で猫をを助けようとしましたが、死亡してしまいました。死因は感電によるものでした。

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下記のツイートの写真では、アンドルーさんとアンドルーの姉であるアリッサさんが写っています。

お姉さん、サリッサ(Alyssa)さんの猫は、ハービーによって起こった洪水で氾濫した水の真ん中に置き去りにされていました。アンドルーさんは、アリッサさんの猫を助けようとして、洪水の中に入っていきました。しかし、アンドルーさんの足が電気の通っているケーブルに触れてしまい、大きな電気ショックを受けました。アンドルーさんはこの後、水の中に倒れ込みました。
アンドルーさんの友達は彼を助けようとしましたが、彼は助けを拒否したのです。
「僕に触らないで、死んでしまう。」(Don’t touch me, I’m dying)
と言いました。

電気が通っている水に入るのは危険なので、この一言で友達の命を救ったのかもしれません。1時30分が経ってから電気が止められました。救急隊が水に入り、アンドルーさんを氾濫した水の中から発見しました。

猫は、救急隊によって助かりましたが、残念ながら、アンドルーさんはすでに死亡していました。

「私のヒーローになろうとしただけです。」と27歳のアリッサさんがコメントしました。姉の猫を助けて、安心させたかったそうです。

「あの子、本当に何も怖がらない。本当に勇ましい子だった。」と姉のアリッサさんは死亡した、アンドルーさんのことについて話しています。

猫はどうして洪水の中にいたのか?

大きな猫

家族は家を出て避難する際に、猫を一緒に連れて行こうとしました。来年の2月に結婚する予定のアリッサさんは、洪水になる前に自分のウエディングドレスを二階に移動し、猫が一階に来きて一緒に避難しようとしました。しかし、猫は嫌がって逃げてしまいました。
アリッサさんの猫はマイネクーンで、大きくて、少し無愛想だったそう。自動で餌を出す機械と共に猫を残して、すぐに避難したようです。

後でアンドルーさんは、猫を自宅に置いて出たかどうかアリッサさんにメールで確認すると、置いて家を出たと姉から聞かされ、アンドルーさんがとても心配したようです。

その後、洪水になってしまい猫が残されてしまったのです。

アンドルーさんはボーイスカウトに所属しており、普段から動物が大好きで野良猫や野良犬などをよく助けていました。

アンドルーはなぜ電気ショックを受けたか

子供と洪水

アンドルーさんは、2011年に車に轢かれました。この事故では、アンドルーさんは足首に大きな怪我をし、手術を受けなければ歩けないという状態に陥りました。何度も手術を受けて、金属のネジを足首に入れてもらって、歩けるようになりました。

足首に金属が入っていたため、電気が通っている水に入ったらすぐに大きな電気ショックを受けてしまったのです。水には電気が通っていたので、普通の人でも危険だったようですが、足首に金属が入っているアンドルーさんにとってはさらに危険だということになります。救急隊も、電気を止めることができるまでに水に入れなかったので、すぐにアンドルーさんを助けることができませんでした。

このような洪水が起きているのに、発電所は電源を切らなかったということにも注目が集まっています。今後同じようなことがないように、アンドルーさんの家族は発電所に注意を呼びかけています。

最後に

このような悲劇的なことが起きると、台風や嵐のような自然災害がどれだけ危険かということが改めて分かります。洪水は、水が多いだけではなく、他にも多くの危険が潜んでいるのです。水が氾濫した場所に近づくことや誰かを助けようと思い水の中に入っていくのは大変危険です。水の力には逆らえません。絶対にそのようなことをするのはやめてください。

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