iPhoneのパスコードは何桁がベスト?[セキュリティ対策]
iPhoneの待ち受け画面のパスワードを4桁に設定している人が多いかと思いますが、その4桁という数字は本当に大丈夫なのでしょうか。パスワードを設定する際に一般的に重要視されるのが、覚えやすい番号です。
例えば、1234、0000、誕生日、銀行口座の暗証番号、電話番号の下四桁といった設定をしている人も少なくないでしょう。さらにひどい人の場合ではパスワードの設定すらしないで、ホームボタンを押せばロックを解除でき、そのまま操作をできてしまうというような場合もあるようです。これはハッカーたちにとっては、とてもありがたいことで、推測されやすい番号は簡単に解除できてしまうのです。
また、凄腕のハッキング能力を持っている人たちは四桁はむしろ基本となっており、すぐに解読し、解除してしまう人もいます。そして内部の重要なデータ、特に連絡先リストや口座番号といったものを盗み取ろうとしているのです。そこから金銭を奪う行為やストーカー被害といったトラブルにも発展してしまう可能性もあります。
そういった被害に遭わないためにもパスワードは解読しにくいものに設定し、厳重なセキュリティ対策をしておくことをおすすめします。
どんどん進化し続けるiPhoneは昔とは違い、4桁のパスワードだけでなく、それ以上の桁数に設定することができるようになりました。桁数が多いパスコードで、かつ英数字が混ざっているものはハッカーからも読み解くことは困難となり、セキュリティの脆弱性からも回避することができるのです。
・カスタムの英数字コード: 英数字など交えたセキュリティの非常に高いパスコードの設定が可能。
例: AbC123Def456
・カスタムの数字コード: 5桁以上のセキュリティの高いパスコードの設定が可能。
例: 084783922736
・4桁の数字コード: 従来通りのパスコード。
を選べるようになります。
そして、上記のいずれかを選択しましょう。
では、iPhoneのパスコードは何桁がおすすめかと言いますと、もちろん桁数が多く、複雑なほど良いとされています。しかしながら、毎回入力するのも大変です。なので簡単に解除でき、覚えておけるものが良いので、6桁ほどのパスコードがベストと言えるでしょう。
設定したパスコードは絶対に忘れないように念のため紙などに控えておくようにしましょう。
パスワードを6桁以上に設定することはセキュリティの安全性を高めて様々な危険から回避することができます。iPhoneを落としてしまいパスワードを解除され、データを盗み取られてしまうといった悪質な犯罪行為に巻き込まれてしまう場合があります。盗難だけではなく、そこからさらなる被害に遭ってしまうのは大変恐ろしいことです。
そのようなことが起こってしまう前にiPhoneのパスワードを複雑化をして桁数を増やし、推測されにくく、厳重なセキュリティ対策をすることが大切です。